私の写真人生とライフフォトブックへの想い

言葉だけでは伝えられないものがある。
それが、私の写真人生の始まりでした。口下手な私にとって、写真を通じて自分を表現できるということは、一筋の光のようでした。カメラはお守りのような存在で、持つだけで別世界へ踏み込む勇気を与えてくれ、レンズ越しの人との対話は、未知の世界へといざなってくれました。
写真をはじめて約15年になります。社会人となり一眼レフを持つ機会に出会い、働きながら夜間の専門学校へ。夜の街を徘徊したり、暗室にこもったりの二重生活。これまで出会うことのない世界をみることができました。写真スタジオの下積み時代を経て、フリーランスになってからは、来るものをこばまず、様々な撮影をしてきました。プライベートでは様々な出会いや別れがあり、結婚。最愛の子どもたちに出会うことができました。
不器用でコンプレックスだらけですが、改めて振り返ってみると、あの時がなければ、今の自分はない。そういえます。ありのままの自分を見つめ直すことができた時、自分自身の人生を前向きに歩むことができたのです。

これは自分史制作の過程そのもので、過去をしっかりと見つめ点と点を結んでいく過程が、自分の人生を形作っていました。
これまでの私が、言葉では伝えられない想いがあったように、写真だけでも伝えきれないことがありました。「言葉」と「写真」それぞれが伝え切れないことを補い合うことができないか……そう思い、このライフフォトブック制作という新たなこころみにたどり着きました。
このサイトにお越しくださった皆さまが、自分史を作成するという人生の振り返りの機会に立ち、新たなご自分の魅力を再発見するとともに、生き生きとした人生を送ることを心から願っています。
写真と言葉で紡ぐあなただけの特別な一冊を、心を込めてお作りいたします。

 

4 Leaf Photo Bookの私の想い

“4Leaf”には「Life(人生)」「Love(愛)」「Leap(飛躍)」「Longevity(長寿)」4つの意味が込められています。お届けしたいのは目に見える、過去を記した本にとどまりません。制作過程すべてが、未知なるご自身と出会う貴重な体験となるはずです。そんなワクワク感も楽しんでいただきたいと思っています。
過去の人生のよい時も悪い時もすべてを受け入れることは、未来を前向きに生きるために避けては通れない過程です。ご自身と向き合い、大切な人とコミュニケーションを深めることができる一冊、そんなプライスレスな価値も一緒にお届けできたらな……と思っています。
そんな大それた想いを抱いているので、少し大変な作業になるかもしれません。全力でフォローさせていただきますが、あなたの歴史はあなたの心の中にしかありません。ご自身で自分の人生を掘り下げることが、この本の価値をさらに高めていってくれるはずです。

三宅 聡子

三宅 聡子

大学卒業後、法人の広報部門を担当しながら、東京ビジュアルアーツ写真専門学校に通う。2004年広告写真会社の株式会社エフエイトに入社。モデル撮影から物撮りまで撮影の基礎を幅広く学ぶ。2009年フリーランスに。雑誌、広告、WEB媒体、ブライダル撮影など幅広い分野で活動を展開する。ブライダルや成人式の前撮り等も開始。2014年の長男の出産を機にライフフォトサービスを始め、これまで2000人以上の人物撮影を手がける。2019年写真整理アドバイザーとしても活動を開始する。